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還らざる道 [ミステリ]


還らざる道 (祥伝社文庫)

作者: 内田 康夫
出版社: 祥伝社

基本的に単行本は買わないことにしているので、久々の内田康夫さんの新刊でした。
(収納場所が無いんです)
巻末の自作解説には次のように書かれています。
「歴史」たちが絡みあう「因縁」のドラマが面白い。手品仕掛けのトリックなどより、はるかに魅きつけられる。
私もそんなところが魅力で多くの内田作品を読んできたのですが、この作品は正直いってあまりワクワクしませんでした。浅見ファミリーの影が薄いし、ヒロインが他の内田作品と比べていきいきと描かれていないような気がしました。また、この結末では冒頭で転落死した森林管理署員が救われません。
このテーマで沃野の伝説のような作品だったら良かったなあと思いました。

沃野の伝説〈上〉 (徳間文庫)




今回作中に登場した井原鉄道(岡山県)の写真をアップします。
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高梁川にかかる高梁川橋梁は絶景です
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このミステリーがすごい! [ミステリ]

お正月に買った「このミステリーがすごい! 2011年版 」今ごろやっと読み終えました。
と言っても巻末に掲載された書き下ろし作品の「少年カルト」は読み始めてすぐに投げ出してしまいましたが...

積ん読状態だったこの本を読もうと思ったきっかけは、本屋大賞を受賞した「謎解きはディナーのあとで」と作者の「東川 篤哉」さんがどんな評価をされているのか知りたかったから。大学のサークルでは評価が高いようなので、若い人に好まれるのでしょうね。

巻末の書き下ろし作品の掲載については賛否あるようですが、個人的には掲載されていても良いと思います。伽古屋圭市さんの「遺稿」は面白かった。


このミステリーがすごい! 2011年版  宝島社


謎解きはディナーのあとで [ミステリ]

以前から本屋さんの店頭で気になっていた「謎解きはディナーのあとで」ハードカバー?というにはちゃちな装幀と、その割には¥1,500(税別)というお値段に躊躇していたのですが、「本屋大賞」受賞作ということでついつい...買ってしまいました。

今まで何かの賞の受賞作ということで本を選んだことは無かったのですが...残念ながらこの作品は私好みではないようです。全国の書店員さんがこれを「ユーモアたっぷりの本格ミステリ」と本当に思っているとしたら残念です。この作家の他の作品はどうなのでしょうね。

「本屋大賞」には興味が無かったのですが「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」が選ばれるとのこと。今までの受賞作を調べてみましたが、私が読んだことのある作品は「博士の愛した数式」だけでした、でも「天地明察」や「ゴールデンスランバー」はそのうち読んでみたいと思っています。

博士の愛した数式 (新潮文庫) 小川 洋子


天地明察 (角川書店 単行本) 冲方 丁


ゴールデンスランバー (新潮文庫) 伊坂 幸太郎


白夜行 [ミステリ]

会社の先輩にいただいた「白夜行」、重さ(440g)に負けず電車の中で読み切りました。

白夜行 (集英社文庫) 東野圭吾

読み始めのころは、とっつきにくい感じがあったのですが、どんどん月日が流れていく展開に引き込まれてしまいました。しかしながら尻切れトンボのようなエンディングや、最後まで救いの無いストーリーには、共感も感動も覚えませんでした。解説で馳星周さんが書かれていたような、読む者の心が動かされていく作品とは思えません。

東野圭吾さんの作品はあまり読んだことがないのですが、一冊だけ手許にある「天空の蜂」は大好きな作品です。いろんな種類の作品を書かれる方のようなので、他のものも読んでみたいとは思います。

天空の蜂 (講談社文庫) 東野圭吾


白夜行の作中に出てきた「ゼロ暗証システム」ですが、偽造対策のためキャッシュカード自体に暗証番号を記録しない仕組みをこう呼ぶそうです。そういえば昔ATMのそばに「キャッシュカードに記録した暗証番号を消去するのでカードをATMに通してね」というような貼り紙があったような気がします。
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(最初は暗証番号が書き込まれていたであろう富士銀行のキャッシュカードです。今は使ってないですが。)

贄門島 [ミステリ]

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家族で千葉県の鴨川にでかけました。車の無い我が家、私は初めてのアクアラインです。
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鴨川と言えばシーワールドいろんなショーを楽しめるのですが、展示されている生き物もとても多く、堪能できました。

ホテルのロビーで観光パンフレットを眺めていると、仁右衛門島の名前が目に飛び込んできました。内田康夫さんが贄門島の名前のヒントにされた島です。
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贄門島は架空の島で仁右衛門島とは場所も大きさも全く異なっています。この作品は政治利権や不審船問題を描いている、社会派ミステリーと言える作品ですが、当然旅情ミステリーの側面も持っています。今回の小旅行で出会った風景を思い出しながら読み返したのですが、以前読んだ時より楽しめた気がします。(想像力が貧弱なんでしょうね)

(鴨川の海岸)
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※今回の書籍

贄門島〈上〉 (文春文庫)

内田 康夫

贄門島〈下〉 (文春文庫)

内田 康夫

内田 康夫作品との出会い [ミステリ]

本棚の2割程度は占めていると思われる内田 康夫作品、初めて出会ったのは、京都駅南口Avantiの本屋でした。
(写真は新幹線から見た東寺の五重塔)
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20年以上前になりますが、残業帰りの金曜の夜、そうだ京都行こう!と思い立ちました。翌日の始発電車で東京駅に向かい新幹線で京都へ、午前中には鞍馬寺を訪れていました。京都は学生時代を過ごした町、しば漬けを手土産に、住んでいたアパートの管理人のおばあちゃんに顔を見せたところ、思いがけずお昼(おばあちゃんの手料理)をご馳走になりました。その後、京都の街を北から南へブラブラ、夕方には京都駅までたどりつきました。

帰りの新幹線(もったいないことに日帰り)を待つ間(しかも本屋で時間を潰している)たまたま手に取ったのが鞆の浦殺人事件(たぶん トクマノベルズ版 今は手元にありません)でした。その時は「観光地+殺人事件なんて安直なネーミング、でも車内の時間潰しにはなるだろう」と思い買い求めました。まさか今のように、たくさんの内田作品と付き合うことになろうとは思いもしませんでした。

鞆の浦は地元の歴史・観光スポット、夏に帰省した時には子供達をつれて泳ぎに行きます(今年も行きました)。

※今回の書籍

鞆の浦殺人事件 (光文社文庫)

内田 康夫

蒼林堂古書店へようこそ [ミステリ]


蒼林堂古書店へようこそ (徳間文庫)



古書店が舞台の短編ミステリ集です。
それぞれの話の終わりに「ミステリ案内」と称していろいろなミステリ作品が紹介してあるので、他の作品も思わず読みたくなってしまいます。この方の作品は今まで読んだことがなかったのですが、作家として執筆されているだけでなく、評論活動もされているそうなので、このようなスタイルでも書ける方なのですね。

私の最近のミステリ作品に関する読書傾向が、あまりにも内田 康夫さんに偏っているので、よい意味でリハビリのきっかけになればと思っています。

※今回の書籍

徳間文庫
「蒼林堂古書店へようこそ 」
 乾 くるみ

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